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五輪競技、炎天下の試合多数 ボランティアにも熱中症リスク

 競技スケジュールではサッカー女子決勝など、炎天下の日中に多数の屋外試合が開催されることが決まった。東京大会では暑さ対策が最重要課題だが、大会ボランティアにも熱中症リスクがあり、専門家らは特別な研修や最新機器の導入が必要だと提言している。

 大会ボランティアには普段、冷房完備の屋内で仕事や家事をしている中高年や女性らが多数、採用されることが見込まれている。酷暑の昨年は熱中症による死者数が7月に前月の約30倍増となる1032人にも膨れ上がり、大会リスクとして警鐘が鳴らされた。

 こうした状況に災害救急医学が専門の九州大大学院の永田高(たか)志(し)助教は「1人でも犠牲者が出れば、五輪のイメージが悪化する。特別なトレーニングが必要だ」と指摘する。体を徐々に暑さに慣れさせる「暑熱順化」の訓練で、日本では消防隊員らが取り組んでいる。体が慣れると、効率良く汗がかけるようになり、予防に効果がある。

 早稲田大スポーツ科学学術院(運動生理学)の細川由梨専任講師は「春先から軽く汗を流すような運動を続けるだけで、予防に効果があるはずだ」と話す。

 一方、対象者の衣服などに心拍数や体温を計測する高機能センサーを装着し、データを一元管理するシステムにも関心が集まっている。同様のシステムを手掛けた「ミツフジ」(東京都千代田区)も「着用するだけで健康状態の可視化につながる」として、暑さ対策への活用をアピールしている。

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