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東京五輪招致疑惑のカギ握るシンガポールの男、聴取済みか

コンサルタント会社元代表のタン・トンハン氏=2018年4月、シンガポール(共同)
コンサルタント会社元代表のタン・トンハン氏=2018年4月、シンガポール(共同)

 JOCの竹田恒和会長がフランス司法当局の捜査対象となっている東京五輪招致疑惑をめぐっては、日本側からコンサル料として約2億3千万円を受け取ったシンガポールの「ブラックタイディングス(BT)社」元代表、タン・トンハン氏がこの資金をどう扱ったかが焦点の一つとなっている。トンハン氏は、父親がIOC元委員だったセネガル人のパパマッサタ・ディアク氏と親密な関係にあり、コンサル料の一部がこの親子に渡り、票の買収に使われた可能性があるとされる。

 招致疑惑の捜査は昨年、重大事件を担当する仏裁判所の予審判事に委ねられた。予審判事は容疑者の身柄拘束請求ができるが、日本はフランスと身柄引き渡し条約を結んでおらず、竹田氏が日本にいれば捜査権は及ばない。竹田氏は今年に入って国外でのIOC会議などを相次いで欠席しており、海外渡航を自重しているとも指摘されている。

 トンハン氏は他の五輪関連汚職でシンガポール捜査機関に偽の情報を流した罪で今年1月、有罪判決を受けた。現地紙によると、シンガポールの捜査機関は仏当局に「協力している」といい、トンハン氏にすでに聴取した可能性がある。証言内容は招致疑惑の行く末を大きく左右しかねない。

 一方、疑惑を全面否認しているディアク氏は母国セネガルに潜伏しているとみられ、国際刑事警察機構(ICPO)が国際手配。しかし、セネガル政府は仏国への身柄移送要請を事実上、拒否している状況だ。

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