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五輪渋滞、立ちはだかる首都高 値上げ案に反発の声

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 しかし、実際に抑制策を採用したところで、渋滞緩和につながるかは不透明だ。「なぜ利用者に負担を転嫁するのか」といった批判が噴出する可能性があるほか、ある運輸業界幹部も「高速道を規制したら、今度は一般道が混雑する。いたちごっこだ」と対策を疑問視する。

 都などが組織した輸送連絡調整会議の委員の一人は「ナンバー規制と専用レーン設置案は取り締まりは困難で、警察が嫌がるのではないか。五輪のために協力しても抜け駆けする者が出てくる恐れがあり、正直者が損をする仕組みではやる意味がない」と話す。策定に向け曲折がありそうだ。

(森本利優、高力悠一朗)

交通政策に詳しい安部誠治・関西大教授の話

 「海外で行われているロードプライシングは元々、自家用車の交通量抑制を目的としており、対象範囲を決めて高速・一般道の区別なくエリア全体で実施するもの。東京はタクシーやトラック、業務目的の乗用車が多く、効果は限定的だろう。首都高だけに限っていえば、バスなど複数人が乗車する車両を優先的に通行させる方法が効果的だと思う。いずれにせよ、五輪期間中に何らかの交通規制は必要なのは確かで、総合的な観点から有効な渋滞緩和策を考えてほしい」

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