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【オリパラ奮闘記】「走ること」は「生きること」

舞台「光より前に~夜明けの走者たち~」の出演者の皆さんと記念撮影。中央が父の君原健二
舞台「光より前に~夜明けの走者たち~」の出演者の皆さんと記念撮影。中央が父の君原健二

 昨年11月、1964年東京五輪男子マラソン銅メダリストの円谷幸吉さんと、同学年のライバルであり友人で、次のメキシコ五輪で銀メダルを獲得した私の父、君原健二のマラソンにかける姿を描いた舞台「光より前に~夜明けの走者たち~」を父母と3人で見に行きました。

 私の横に座っている父や母のことが演じられているという不思議な感覚の中、2時間の公演はあっという間。円谷さんとのエピソードは、父の話である程度は知っていたのですが、凝縮されたシナリオと目の当たりにした舞台の臨場感に、半分以上は泣いていたのではないかと思います。

 この舞台は東京と大阪で上演されました。作・演出を担当した谷賢一さんは、2人を通して「人はなぜ走るのか」というテーマを見る人と一緒に考えたいとおっしゃっていました。

 父は自著で「人生はマラソンより駅伝に似ている」と書いています。「先人から受けたタスキを、責任を持って次の世代へ渡す。いわば私という個人の人生は実は、人類の発祥以来、やむことなく続いている途方もなく長いレースの一部分なのである」(人生ランナーの条件)

 私が舞台を見て感じたのは「走ること」は「生きること」。走り続けてきた父を見て、また今回の円谷さんを含め“先人”の方々から受けたタスキを私も次の世代に渡すべく、人生を走り続けたいと思います。(君原嘉朗=アシックス2020東京オリンピック・パラリンピック室室長)

     

 きみはら・よしろう 昭和46年6月10日生まれ、福岡県出身。平成6年にアシックスに入社し、27年から現職。久しぶりに舞台を見ました。出演者の皆様の声や汗がリアルで素晴らしい空気感。最高でした!

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