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精度向上も「床」などに課題 体操の自動採点支援システム

国際体操連盟と富士通が体操競技の採点支援システムを公開。採点支援システムについて説明する国際体操連盟の渡辺守成会長=20日午後、東京都港区(桐山弘太撮影)
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 20年東京五輪の体操5種目で採用される自動採点支援システムは、開発を担う富士通の試行錯誤によって精度が向上しているという。FIGの渡辺会長は「日本の物づくりの精神、職人魂を改めて見た」と持ち上げた。

 富士通によると、現状は高速で複雑に動く選手の体の表面を「1センチくらいの差で捉えられる」というレベルにある。当初は、選手の髪や肌の色、タトゥー(入れ墨)の有無などによって体格の把握が困難な場合があった。今月初めまでドーハで行われた世界選手権での検証などによって、レーザーの波長を工夫することで解決策が見えてきたという。

 一方で、まだ課題もある。東京五輪は5種目のみで、競技中の選手の近くに補助者が立つ女子の段違い平行棒や、選手の動く範囲が広い男女の床運動などは、さらに技術的な対応が必要だ。

 得点集計を担う時計メーカーとの契約もあり、東京五輪での採点支援システムは、審判の確認用など補助的な役割に止まる。FIGはパリ五輪が行われる24年を、自動採点を本格的に採用する目標時期としている。(宝田将志)

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