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アーチェリー・上山友裕 満員の会場で金メダルを

曽祖父が設立に携わった花園商店街で。「生まれ育った東大阪を『上山の町』にしますよ」と笑顔を見せた=大阪府東大阪市
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 アーチェリーとの出合いは、大学に入学した春の部活見学会。おもちゃの弓矢でゲームに挑戦した。「パンッ」。1射目で風船が割れ、爽快な手応えに入部を決めた。未経験でも上達が早く、スポーツ推薦の仲間を抑え2年生でレギュラーに。関西大学リーグの優勝決定戦など、重要な試合にも出場した。

 この頃、友人から「歩き方が内股で不自然」と指摘された。充実した生活の中で体に異変が起きていた。社会人1年目、2010年の冬、電車に乗ろうと走ったとき、意識に足がついてこなかった。新しい靴もつま先が擦れ、すぐに履けなくなった。

 医師の診断は「両下肢機能障害」。原因不明で「状況が好転することはない」と告げられ、障害者手帳を交付された。「そんなに重いのか」と驚いた。このときは、まだ補助なしで歩けた。前向きな性格で現実主義者。すぐに気持ちを切り替え「できないことより、できることを考えた」。不自由になった足も受け入れ、落ち込むことはなかった。アーチェリーも続けた。

 11年の秋、知人からパラの大会参加を打診される。「趣味程度の自分が出場するのは…」とためらった。悩んだ末に出場したところ結果は2位。その後も国内大会は常に3位以内。全国身体障害者アーチェリー選手権は3連覇中だ。

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