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【経済インサイド】審判悩ます“お家芸”体操採点…「デジタルの眼」が助っ人に “スゴ技テク”が東京五輪で実用化へ

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【経済インサイド】
審判悩ます“お家芸”体操採点…「デジタルの眼」が助っ人に “スゴ技テク”が東京五輪で実用化へ

富士通が開発を進める体操競技採点支援システムのイメージ画面(同社提供) 富士通が開発を進める体操競技採点支援システムのイメージ画面(同社提供)

 五輪の体操競技は日本のお家芸として知られ、「モリスエ」「ツカハラ」など日本人選手名が付く技を耳にした人も多いだろう。近い将来、その体操の採点に“デジタルの眼”が採用されることになりそうだ。レーザーで選手の動きをとらえ難度やでき映えをはじき出す技術で、審判員の判断を支援する。開発を手がける富士通は2020年東京五輪・パラリンピックでの実用化を目指している。

 12年のロンドン五輪体操男子団体総合決勝。日本は当初4位だったが、エース内村航平選手(28)のあん馬で得点が低く出てしまったことに日本側が審判団に抗議。採点が見直された結果、得点がアップし日本の順位を押し上げたのだ。

 審判員の判断でメダルの有無が左右されたわけだが、ことほどさように、審判員の判断が常に百%正しいとはかぎらない。時には誤審も起きているのが実情だ。

 特に体操競技は目にもとまらないスピードで演技が繰り出され、人の肉眼では完全にとらえきれない。採点にはどうしても「揺れ」が生じ、それが長く課題とされてきた。「近年は、次々に新技も生まれ、審判員もついていけない。選手の練習を事前に見て“予習”を必要とするほどだ」と関係者は明かす。

 そうした課題の解消に科学の力で挑むのが、富士通の体操競技採点支援システム。技が決まると瞬時にモニター上に技の名称、難度などを表示して審判員の判断を助ける。

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