IOCで日程承認 競技日程、暑さ配慮 屋外種目は開始前倒し 

東京五輪

 2020年東京五輪の競技日程の大枠が18日、固まった。スイス・ローザンヌで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)理事会で、大会組織委員会の日程案が承認された。マラソンなど屋外種目について、開始時間を招致時の計画より前倒しするなど「酷暑の大会」を強く意識。史上最多33競技、339種目を実施する大会の具体像が示されたことで、開幕まで2年余となった大会準備が加速することになる。

 日中は30度を超える暑さに配慮し、マラソンは男女とも当初計画の午前7時半から午前7時スタートに変更された。男子50キロ競歩は全競技・種目でもっとも早い午前6時に開始。トライアスロンやゴルフなども開始時間を前倒しした。

 競技は7月24日の開会式に先立ち、22日に福島県営あづま球場でのソフトボール日本戦でスタート。熱戦が本格化する25日は柔道、自転車ロードレースなどが行われる。男女平等の観点から、バスケットボールやバレーボールなど一部団体競技の決勝順を男女で入れ替えたのも今大会の特徴。メダル有望競技のレスリングは柔道との重複を避けるため、当初計画の大会前半から後半に変更された。

 実施の順序や大会方式を巡り調整が難航していた野球・ソフトボールは、ソフトボール、野球の順で実施。野球は6チームを2組に分けて行われる1次リーグを含め、計16試合を実施する形で決着した。一方、水泳については 米国向けのテレビ放送に合わせて競泳を午前決勝とするかなどを巡って関係機関の合意が得られず、協議を継続することとなった。

 種目ごとの詳細な日程は年内をめどに策定される予定。理事会では19年春に販売開始予定の一般チケットの価格と企画チケットの概要も承認した。