特集:テクノロジーと人類 - 産経ニュース

時代を動かすテクノロジーと人類の関わりを考察し、歴史と未来を探る。

第7回

農耕は火の使用と並ぶ先史時代の偉大な発明だ。
 
飢餓を乗り越える道を切り開き、人類の繁栄を支えてきた。
 
しかし今、その負の側面が地球を脅かしている。

農耕の起源

約1万1000年前に西アジアで始まる

野生のコムギ

食糧の安定的な確保で文明の基盤に

野生種を採集して
種をまく

地面に落下

種子は実ると

突然変異で
収穫しやすい
個体が生まれる

選別して栽培

収穫しやすい

種子が落下せず

森林伐採で
環境破壊

食糧が増えて人口増加

※写真は丹野研一・龍谷大准教授提供

「緑の革命」の功罪

従来の
イネ

品種
改良

奇跡のイネ
IR8

高さ

腰あたりの

穂が実ると
重さで倒れる

丈が短く
倒れにくい

収穫量

少ない

非常に
多い

1960年代に食糧増産で
アジアの飢餓を回避

肥料に使う
アンモニアの
合成で大量の
石油を消費

二酸化炭素

化学肥料

大量に使用

窒素酸化物

土壌・地下水を汚染

温室効果ガスを
大量に排出

地球環境に深刻な影響

持続可能な農業へ
  • 地球温暖化を抑制
  • 気候変動への対応
  • 人口増加による食糧危機を回避

化学肥料を
減らして環境への
影響を低減

高温や干魃に
強い
品種の開発

食品廃棄の
削減と
食生活の見直し

途上国の貧困
問題の改善

光合成の
能力向上で
収量増加

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連載一覧

第2回

コンピューターで脳を読み解く技術が注目されている。
 
人類の新たなコミュニケーションの手段として、社会に大きな変革をもたらす可能性を秘めているからだ。
 
将来は自分の意識を機械に移植し、死後も機械の中で生き続ける時代が来ると予言する科学者もいる。

念じて文章を書く※スタンフォード大の資料を基に作成
1

文字を手で
書くことを頭の中で
イメージ

手足を動かせない患者

2

脳の信号を
AIで解読

3

イメージした文字を
表示して意思
伝達

動画を見ている人の脳活動を分析し、その映像をおおまかに再現することに世界で初めて成功

※カリフォルニア大バークレー校の
資料を基に作成

意識を機械に移す

脳とコンピューターを接続し、
意識の一体化と記憶の
移植を行う

人間


ロボット

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第1回

人類は誕生以来、さまざまな技術を開発することで繁栄を続けてきた。

21世紀の原動力となるのは人工知能(AI)を中心とするデジタル技術だ。

「第4次産業革命」の前夜が訪れ、新たな文明の姿が見えてきた。

(ゲッティ=共同)

蒸気機関の発明で機械工業が発達し、 資本主義が生まれ、馬車は鉄道に置き換わった。

(ゲッティ=共同)

電力・石油を新動力とする重化学工業を中心とした産業技術の革新。

単純作業の自動化により、人間の作業の代替が可能となった。

人間の社会活動の多くで
コンピューターの活躍が
本格化していく

21世紀初頭
デジタル背景
第4次産業革命
  • あらゆるものが
    インターネットにつながり、
    人工知能で制御される現代
  • 人工知能
  • ドローン
  • ロボット
  • 自動車
  • クラウド
  • ワイファイ

インターネットとの
本格的な融合が進む。

人間はネットなしには
生きられなくなるのか


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びっくりサイエンス

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