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【北川信行の蹴球ノート】威力まざまざVAR…「大阪ダービー」で2つのPK

前半、PKを外すC大阪・豊川。VARのレビューが行われた=ヤンマースタジアム長居(撮影・甘利慈)
前半、PKを外すC大阪・豊川。VARのレビューが行われた=ヤンマースタジアム長居(撮影・甘利慈)
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 緊急事態宣言の発令を受け、C大阪とG大阪の「大阪ダービー」(2日、ヤンマースタジアム長居=大阪市東住吉区)はリモートマッチ(無観客試合)で行われた。結果は1-1の引き分け。ゴールデンウイーク中の試合で、コロナ禍がなければ、両チームのサポーターでスタンドがピンクと青に染まっていたはずだ。ダービーの熱い応援合戦がなかったのは残念だが、静かなスタジアムならではの興味深い場面があった。

 それは、試合を決定づけた2つのPK。そのときの主審や選手の会話が、ばっちりとDAZN(ダゾーン)の中継にも拾われていたのだ。

 まずはPKの結果をおさらいする。一つ目は前半45分、C大阪の豊川が蹴ったが、左ポストに嫌われて先制ならず。二つ目は0-1の後半37分、後半途中から出場したG大阪のパトリックが落ち着いて今季初得点を決め、同点に追いついた。

 まさに明暗が分かれた形だが、実はこの二つのPKはともに、守備側の選手がペナルティーエリア内でおかしたハンドの反則に対して与えられたもの。ここで活躍したのが、今季からJ1で導入されているビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)だ。

 最初のPKの発端となったのは、前半42分の豊川のシュートをG大阪の福田が防いだところ。豊川はすぐさま両手を広げてハンドをアピールしたが、プレーはそのまま続き、約1分40秒後にボールがピッチ外に出たところでプレーを止めて再確認。当初、主審は「ナチュラルポジションに手があった。その時に(ボールが)当たった」「(腕は)広げてない」などとC大阪の選手にハンドの反則には該当しない旨を説明していたが、無線でVARと情報交換し、主審がピッチ横に設置されたビデオモニターで当該のプレーをチェックする「オンフィールドレビュー」を実施。その結果、当初の判定を覆して44分にPKを与えた。

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