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飛び込み板橋、苦難越え五輪へ前進

【飛び込みW杯第2日目】女子シンクロ高飛び込み決勝 試合後のインタビューで涙した板橋美波(右)。左は荒井祭里=東京アクアティクスセンター(恵守乾撮影)
【飛び込みW杯第2日目】女子シンクロ高飛び込み決勝 試合後のインタビューで涙した板橋美波(右)。左は荒井祭里=東京アクアティクスセンター(恵守乾撮影)

 飛び込みの東京五輪最終予選とテスト大会を兼ねたワールドカップ(W杯)第2日は2日、東京アクアティクスセンターで行われ、女子シンクロ高飛び込みで板橋美波、荒井祭里組は281・58点で7位だった。

 板橋は浮かない顔だった。荒井と出場した女子シンクロ高飛び込みで目標のメダルに遠く及ばず、「悔しいしかないが、これが今の自分たちの実力」と現実を受け入れた。

 2016年リオデジャネイロ五輪女子高飛び込みで80年ぶりの8位入賞を果たした。しかし、18年に右目の網膜剥離(はくり)、19年に左すねの疲労骨折で、2度の手術を受けた。けがの影響で、飛び込み練習は昨夏まで1日3本に制限された。「五輪なんてもうどうでもいいや」と思う時期もあった。

 昨年2月の代表選考会で実力を発揮できず、個人の五輪代表入りの可能性が消滅。葛藤を抱えながらも、シンクロ種目での五輪出場へ気持ちを切り替えて練習を重ねてきた。

 入賞を果たし、五輪代表に大きく前進した。コロナ禍で生まれた1年の猶予で、脚の状態は改善しつつある。2度目の大舞台へ、「失ったものもあるが、新しく得たものもある。手術前の自分より強くなっていけたら」と成長を誓った。(川峯千尋)

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