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男子110メートル障害日本新の金井「区切り付けているからこそ」 陸上織田記念

【織田幹雄記念国際陸上競技大会】男子110m障害決勝 日本新記録で優勝した金井大旺=エディオンスタジアム広島(撮影・松永渉平)
【織田幹雄記念国際陸上競技大会】男子110m障害決勝 日本新記録で優勝した金井大旺=エディオンスタジアム広島(撮影・松永渉平)

 陸上の織田記念国際は29日、エディオンスタジアム広島で行われ、男子110メートル障害決勝は金井大旺(たいおう)(ミズノ)が13秒16の日本新記録で制した。

 雨上がりの白く光るトラックで今季世界3位の大記録はマークされた。男子110メートル障害決勝で、金井が従来の日本記録を0秒09塗り替える13秒16。2019年世界選手権なら銅メダルに相当するタイムだ。

 「想定をはるかに上回ったので、びっくりしています。1・7メートルの追い風に乗って走ることができたけど、無風でもこのような記録を出せるようにする余地がある」

 いつものポーカーフェースを崩すことはなかったが、シーズン序盤で東京五輪の参加標準記録を突破できたことは、五輪本番に向けた準備の面で大きい。

 冬場のトレーニングの成果が出てきた。法大時代から指導する苅部俊二監督は「走りのスピードが付いてきた。着地と踏み切りで、その上がったスピードに耐える筋力が備わり、かみ合ってきた」と解説する。

 25歳の金井は東京五輪を区切りに引退し、歯科医を目指すことを決めている。

 「区切りを付けているからこそ、こういう記録につながっている。もう1回、今回の冬季の練習ができるかといえばイエスとはいえない」

 東京五輪の機運が盛り上がらない中でも、競技人生を完全燃焼させる覚悟で日々を積み重ねている。目標は同種目で日本人初となる五輪での決勝進出。30日で、勝負の準決勝が予定される8月4日まで、あと96日だ。(宝田将志)

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