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体操種目別W杯完結せぬまま国内選考開幕 切り替える亀山耕平と米倉英信

 だが、日本を出発する約2週間前の2月下旬、ドーハ大会延期が決定。昨年3月のドーハ大会も直前で中止となっており、もう1年以上、「初出場の五輪切符」に迫りながら、結論を待たされている。

 気持ちの張りを保ちながら、32歳の体をトップコンディションで維持し続けるのは容易なことではない。「ドーハ大会の延期を米田功監督から電話で聞いて、さすがにがくっと来ましたね」。直後、微熱が出たという。

 延期されたドーハ大会の試合日程はまだ決まっていない。一方、今春に予定されていたアジア選手権の開催可否が不確定で、開催されて、こちらで日本が2つ目の国枠を先に獲得すると、種目別W杯ルートで五輪に出場する道は消滅するとみられている。個人枠で出場できるのは各国・地域2人が上限だからだ。

 「ドーハの延期、亀さんはがっかりだったと思いますね」。米倉はそう語る。

 23歳の跳馬のスペシャリストもランキングで2番に付けているが、出場権を獲得する確率は亀山の方が高かった。米倉は五輪出場を種目別W杯ルートで決められなければ、国内選考会で勝ち取らなければいけないと想定しており、気持ちの切り替えは比較的スムーズにいった。

 仮にドーハに遠征して出場権を獲得できず、帰国後、コロナに伴う2週間の自主隔離期間を強いられたとしたら、万全で全日本選手権に臨めるかは疑わしいところだった。「行かなくて良かったなという気持ちもある」という。

 「今は余裕がありますね。ドーハに備えていたので早く仕上がってしまった」。徳洲会は3月14日から約3週間、大阪の清風高校に合宿に行ったが、米倉は神奈川県鎌倉市の体育館に残り、ややペースを落として練習していた。

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