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体操種目別W杯完結せぬまま国内選考開幕 切り替える亀山耕平と米倉英信

種目別あん馬で東京五輪出場を目指す亀山耕平=神奈川県鎌倉市
種目別あん馬で東京五輪出場を目指す亀山耕平=神奈川県鎌倉市

 体操の東京五輪代表選考会を兼ねる全日本選手権が15日、群馬・高崎アリーナで開幕する。亀山耕平と米倉英信(いずれも徳洲会)は新型コロナウイルス禍に翻弄されながらも、気持ちを切り替え、演技に向かう。(宝田将志)

 こんなはずじゃなかったのに-。世界的な新型コロナウイルスの感染拡大により、そう言いたくなる人は少なくなかったはずだ。体操界でも予想外の展開が進行している。

 国際体操連盟が東京五輪の目玉の一つとして打ち出したのが個人出場枠の拡大だ。団体総合の1チームの定員を前回リオデジャネイロ五輪の5人から4人に減らし、その分を種目別に特化したスペシャリストなどが出場できる枠に割り振ったのである。

 当初は2018年11月から20年3月までの種目別ワールドカップ(W杯)計8大会で、成績上位の男子6種目の6人、女子4種目の4人の五輪出場が決まるはずだった。しかし、コロナ禍によって最後のカタール・ドーハ大会が開催できず、この予選システムがいまだ完結していない。

 女子は平均台の芦川うらら(静岡新聞SBS)が事実上、出場権をたぐり寄せて安泰といえるが、男子はあん馬の亀山と跳馬の米倉が出場権獲得の可能性を残しながらも見通しが立たないまま、16日からの国内代表選考を戦うことになってしまった。

 「つらいですよ、本当に…」。続く言葉を飲み込んだのは亀山だ。19年W杯アゼルバイジャン・バクー大会で優勝するなど現在、あん馬のランキングで2番手に付ける。

 当初は今年3月に予定されていたドーハ大会でハイスコアの優勝を果たし、トップの中国選手を序列で逆転すれば出場権を獲得。それがかなわなくても、種目別の個人枠は各国・地域最大1人なため、つり輪など他種目で中国勢が出場を決めてしまえば、あん馬で上位にいる中国選手の権利がなくなり、亀山に出場権が入ってくる状況だった。

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