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「先輩たちのおかげ」 ヤクルト・奥川、打線大量援護での初勝利に苦笑い

5回、力投するヤクルト・奥川恭伸=神宮球場(福島範和撮影)
5回、力投するヤクルト・奥川恭伸=神宮球場(福島範和撮影)

 ヤクルトが8日、広島を下した。

 3試合目で手にした待望のプロ初勝利。それでもヤクルトの奥川は笑顔満開とはいかなかった。広島相手に5回を投げ、被安打10の5失点。「先輩たちが何度も追いついて勝ち越してくれたおかげ」。19歳の右腕は味方打線の大量援護に感謝しつつ、控えめに喜んだ。

 序盤からうまく球を操れなかった。一回2死走者なしで迎えた3番西川に緩い変化球を右前に運ばれると、5連続安打を許し4失点。「ボールが甘く入った」と唇をかんだ。

 味方打線がつながり、4-4に追いついた二回の途中で試合は降雨中断。再開までの54分間を有効に使った。「ここからもう1回先発するつもりでやる」と気持ちを入れ替えた。

 「丁寧に行く気持ちが強過ぎた」と、腕を強く振るフォームに切り替え、五回は6番会沢を内角ぎりぎりのスライダーで見逃し三振に仕留めるなど、3者凡退に切って取った。昨年11月のデビュー戦では広島相手に三回途中、9安打5失点とKOされ厳しいプロの洗礼を浴びたが、今日の勝利で、何とか一矢報いた。

 初のお立ち台で右手にウイニングボールを持ち、「今度は自分がチームを助ける投球をする」。一歩を踏み出し、ここからエースへの階段を登っていく。(五十嵐一)

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