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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】開幕投手「藤浪」抜擢は打倒巨人の逆算ローテ

 「普通なら田口を出すなんて考えられんよ。でも、田口はどこの球団に強いんだ? ずっと阪神は田口を打てない。巨人は自分の所に置いておくより、ヤクルトに出して、阪神戦で投げてもらいたいんだろう。巨人なら左のセットアッパーでしか使えないけど、ヤクルトの投手陣なら先発ローテーションに入る。ヤクルトの開幕の相手はどこだった?」

 確かに田口は2016年から17年にかけて対阪神戦7連勝を飾っています。そして、昨季も対戦成績が少ない中でも阪神打線には46打数8安打、チーム打率1割7分4厘に抑えているのです。巨人時代の昨季、他の5球団との対戦の中で唯一、打率1割台に抑えています。つまり“虎キラー”と言ってもいい存在です。

 ヤクルトの開幕カードは阪神です。開幕は小川、そして第2戦か3戦がいきなり田口…。もし、田口が原監督のもくろみ通りに阪神戦で好投すれば、それだけでトレード効果はあったといえますね。あくまでも臆測ですが、原監督の仕掛けた“罠”とみてもいいかもしれません。

 3・26シーズン開幕まであと2週間を切りました。どんな戦いが繰り広げられるのか。すでに戦いの前哨戦は火ぶたを切って落とされているのでしょう。藤浪開幕の矢野采配はズバリと的中するのか、空転か…。田口トレードの成否は? 野球は奥が深くておもろいですね。そして、虚々実々の駆け引きの末に勝てば最高です。

【プロフィル】植村徹也(うえむら・てつや) 1990(平成2)年入社。サンケイスポーツ記者として阪神担当一筋。運動部長、局次長、編集局長、サンスポ特別記者、サンスポ代表補佐を経て産経新聞特別記者。阪神・野村克也監督招聘(しょうへい)、星野仙一監督招聘を連続スクープ。

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