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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】開幕投手「藤浪」抜擢は打倒巨人の逆算ローテ

 藤浪は投球フォームをプロ入り時のワインドアップに戻し、春季キャンプでは順調な調整を行ってきました。制球力の乱れも消え、マウンド上で見せていた不安げな態度もなくなりました。ルーキーイヤーの2013年から3年連続で2ケタ勝利をマークした頃の藤浪に戻りつつある印象は、確かにありましたね。ただし昨季の成績は1勝6敗、2年前は0勝。つまり直近2年でわずか1勝の投手に矢野監督は今シーズンの先発ローテーションの軸となるはずの「開幕投手」を託したのです。

 この起用法には阪神OBの中からは肯定派もあれば反対派もありました。

 「藤浪が開幕で勝ち星をマークすれば、完全に自信を回復する。元々、スキルは抜群なのだから、開幕で勝つことによって確変する可能性は大いにある。化ければ15勝くらいは…」と話すOBもいれば、眉間にシワを寄せるOBも…。

 「春季キャンプで良化してきたのは認める。ただ、まだシーズンの実戦で結果を残したわけではない。最初の登板で結果が悪ければ尾を引く。特に開幕という大きなプレッシャーの中でいきなり先発というのはどうやろか。まず4番手か5番手ぐらいで先発させ、自信を回復させてから軸にしても遅くないのでは…」

 要するに反対派も藤浪の復活を渇望し、なんとか元の藤浪に戻ってほしい…という親心から言葉を発しているわけですが、ここでは冷静に矢野監督が決断したサプライズ人事の裏側には何が隠されているのか-を探る必要があるでしょう。

優勝するために総合的に…

 キーワードはすぐに見つかりました。「藤浪で開幕する」と話した指揮官はこう言ってます。

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