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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】開幕投手「藤浪」抜擢は打倒巨人の逆算ローテ

開幕投手に抜擢された阪神・藤浪晋太郎。裏には矢野監督のしたたかな戦略が隠されていた(撮影・水島啓輔)
開幕投手に抜擢された阪神・藤浪晋太郎。裏には矢野監督のしたたかな戦略が隠されていた(撮影・水島啓輔)

 藤浪開幕指名の裏側にある打倒巨人のV戦略は今季に進退を賭ける矢野燿大(あきひろ)監督(52)の一世一代の勝負手でしょう。指揮官は3月26日の開幕ヤクルト戦(神宮)の先発にプロ9年目、昨季1勝6敗の藤浪晋太郎投手(26)を抜擢(ばってき)。一方で、開幕投手の最有力候補だった西勇輝投手(30)と秋山拓巳投手(29)を第2カードの広島3連戦(マツダ)に回しました。昨季11勝マークの2人の右腕は中6日で4月6日からの地元甲子園球場での巨人3連戦、さらに4月20日からの巨人3連戦(東京ドーム)に出撃態勢です。難敵に右腕2枚を投入する“逆算ローテ”が藤浪抜擢の理由のひとつでしょう。そして巨人・原辰徳監督(62)が阪神潰しのために仕掛けた“罠(わな)”とは…。「矢野VS原」の激闘は早くも始まっていますね。

サプライズ人事に隠された思惑

 矢野監督のサプライズ人事にチーム内外がどよめきました。いかに春季キャンプの2月23日、ぜんそくの影響で帰阪し、調整ペースが狂ったとはいえ、指揮官自らが「普通に考えてというか、(うちの)エースは(西)勇輝だから」と信頼を置く西勇を開幕投手どころか開幕3連戦の登板からも外し、開幕投手に藤浪を抜擢するとは…。

 「藤浪で開幕」を指揮官が表明したのは8日。突然自ら「開幕、(藤浪)晋太郎にしたから」と切り出し、「総合的にいろいろと考えた結果。晋太郎でいってみようかなと。勇輝に追いつけ、追い越せという投手になってもらいたいというのもある。俺らが優勝するというところも含めて、総合的に俺が考えた結果、そうした」と話しました。

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