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【サッカー通信】日本代表の慈善試合構想、秘めていたスポーツの力を示す可能性

東日本大震災復興支援チャリティーマッチでゴールを決めるJリーグ選抜の三浦知良(左手前)=2011年3月29日、長居スタジアム(山田喜貴撮影)
東日本大震災復興支援チャリティーマッチでゴールを決めるJリーグ選抜の三浦知良(左手前)=2011年3月29日、長居スタジアム(山田喜貴撮影)
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 サッカーの日本代表と東京五輪代表を率いる森保一監督が2月24日、3月に日本代表-東京五輪代表候補のカードで慈善試合を開催する構想を持っていることを明かした。開催が微妙だった五輪代表候補の国際試合が行われる見込みとなって実現の可能性はほぼ消えた。ただ、ファンの関心を引きそうなアイデアに森保監督は「新型コロナウイルスで大変な思いをしている方に元気を届けられたら」との願いも託しており、スポーツが社会の苦境時に持つ力を示す機会になりえた構想だったといえる。

 3月の日本代表戦は25日に国内で予定されていたワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選のミャンマー戦が延期され、30日に国内で予定されている同予選モンゴル戦の開催も予断を許さない。一方、東京五輪の主力となるU-24(24歳以下)代表が26、29両日に予定していた国際親善試合の開催も不透明だったが、3月1日に両試合の相手がU-24アルゼンチン代表と発表され、開催へ大きく前進した。

 新型コロナウイルスの影響で海外組の招集も不透明とはいえ、チームとして集まる数少ない機会であることに変わりはない。日本サッカー協会は当初からミャンマー戦に代わる日本代表の国際親善試合を組み、U-24代表の対戦相手を探すことに全力を尽くしてきたが、不調に終わった場合のプランとして浮上したのが日本代表-五輪代表候補の慈善試合だった。

 思い起こされるのは、東日本大震災が発生した2011年3月の日本代表活動だ。国内で予定していた国際親善試合のモンテネグロ戦とニュージーランド戦の中止を余儀なくされると、11日の震災発生から18日後の29日に電力不安のなかった大阪・長居スタジアムで、震災復興支援を目的としたJリーグ選抜との慈善試合を開催した。

 東北地方を中心に日本全体が混乱の極みにある中、サッカーファミリーができることをやろうと一つになった。日本代表には14年ブラジルW杯の主力となる長谷部誠や本田圭佑、長友佑都、内田篤人らが名を連ね、Jリーグ選抜にも中村俊輔や小笠原満男、小野伸二、中村憲剛ら豪華メンバーが集結した。

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