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【鬼筆のスポ魂】女子ゴルフ開幕戦で関係者がコロナ感染、行動履歴どこまでオープンが正しいか 植村徹也

 なぜ、こんな“手抜かり”が生じたのか。今回の大会関係者は7人~8人が一つのグループとなって、責任者が大会側にグループ内のPCR検査の結果を報告するシステムだった。個別の申告ではなかったために「再検査」が紛れ込んだ。

 プロ野球の取材で2月に沖縄入りした自身も、居住地と沖縄・那覇に設置された検査場で計2回、PCR検査を受けた。いずれも陰性だったが、もし陽性反応が出たらどうしようか…という緊張感や不安感に襲われた。同時に、選手を直接的に取材できない“報道管制”の状況下では「ここまで厳重にしなくても…」という疑問も抱いた。ただ、1人でも陽性者が出ると、周囲に多大な影響を及ぼし、スポーツの現場が混乱することを見せつけられると、認識の甘さを痛感させるを得ない。

 すでに開幕しているサッカーのJリーグでは、G大阪の選手4人、スタッフ1人の計5人が陽性判定を受けた。3日の名古屋戦(豊田ス)は中止となった。

 26日にはプロ野球もシーズン開幕を迎える。今夏には東京五輪・パラリンピックも控えている。スポーツのイベントには、選手や関係者、報道陣などさまざまな職種の人がさまざまな場所から集まる。全ての関係者が自覚を持って行動しないと、多くの人を巻き込んでしまてかねない。それが、国内女子ゴルフツアー初戦で、まるで今後のスポーツイベントにおける“教本”のように起きたわけだ。

 それにしても、今回の陽性者はどこから、どの便で沖縄入りし、どこで食事をしていたのか? 大会の責任者はゴルフ場での行動履歴を発表したが、社会への影響を考えると、本当に発表しなければならないのはそっちではないのか。

(特別記者)

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