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大関復帰に挑む照ノ富士 「今場所で決めとかないと」

オンライン会見で「大関とり」に強い意欲をにじませた照ノ富士(日本相撲協会提供)
オンライン会見で「大関とり」に強い意欲をにじませた照ノ富士(日本相撲協会提供)

 日本相撲協会は1日、大相撲春場所(14日初日、両国国技館)の新番付を発表し、21場所ぶりの大関復帰を狙う照ノ富士が東の関脇に就いた。

 照ノ富士にとって、平成29年秋場所以来となる大関復帰に向けた重要な春場所になる。番付発表後にオンラインの記者会見に臨み、「今場所で決めとかないとまた最初からということになる。頑張らないとな、と思っている」と強い覚悟を口にした。

 昨年11月場所は小結で13勝、先場所は関脇で11勝を挙げた。大関昇進の目安は「三役で直近3場所計33勝」とされ、9勝を挙げればこれを満たす。「とりあえず33勝を達成しないと始まらない。それを目標にして全力を出していい相撲をとりたい」と照ノ富士。より印象を良くするためにも2桁勝利を挙げて再昇進を手繰り寄せたいところだ。

 新関脇だった27年夏場所で初優勝し、大関に昇進。横綱候補に挙げられながら両膝のけがや糖尿病などに苦しみ、序二段まで転落した。31年春場所で土俵に復帰すると、わずか2年で大関再昇進を狙えるところまで戻ってきた。

 本人は「予定通り」ときっぱり。けがで苦しんだ期間についても、「過ぎたことだから考えてもしようがない。目の前のことを精いっぱいやっているから今の結果が出ていると思う」と表情を変えずに言った。

 平幕以下に転落した元大関の返り咲きは、現行のかど番制度ができた昭和44年名古屋場所以降、魁傑しかいない。腕力の強さは折り紙付きで、若い頃にはなかった冷静さも身に付いた。爆弾を抱える両膝さえ悲鳴をあげなければ、大関再昇進は決して難しいものではない。

(浜田慎太郎)

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