男子マラソンの鈴木、日本記録から一夜明け「少しずつ実感」

びわ湖毎日マラソンでの日本記録樹立から一夜明けた鈴木健吾(富士通)が1日、オンラインで報道各社の取材に応じ、「いろんな人から連絡をもらったり、メディアに取り上げられて、日本記録を出したんだなと少しずつ実感している。朝走った感じでは、前ももあたりに疲労がきている」と述べた。
世界陸連によると、鈴木の2時間4分56秒は世界歴代57位タイ。男子100メートル9秒台の達成者は145人、歴代58位タイが9秒93であることと比較しても価値の高さが分かる。
2024年パリ五輪を目指す25歳は「これまでけがが多かったので、けがをしないよう練習を継続していくことが大事。(レース中の)揺さぶりに対応できるタフさを求めていきたい」と謙虚な姿勢を崩さず語った。