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気象条件に加え、コロナ禍で選手集結 好記録ラッシュのびわ湖毎日

びわ湖毎日マラソンで日本記録をマークし、初優勝した鈴木健吾=皇子山陸上競技場(斉藤友也撮影)
びわ湖毎日マラソンで日本記録をマークし、初優勝した鈴木健吾=皇子山陸上競技場(斉藤友也撮影)

 びわ湖毎日マラソンは28日、大津市皇子山陸上競技場発着で行われ、鈴木健吾(富士通)が2時間4分56秒の日本新記録で初優勝を飾った。鈴木だけでなく、4人が2時間6分台をマーク。滋賀での最後の開催。日本陸連の尾県(おがた)貢(みつぎ)専務理事は「すばらしいコンディション。琵琶湖の女神もほほえんでくれた」とレースを振り返った。

 湖畔を走るため、例年は風も強く、記録が出にくいコースだったが、この日は風が穏やかで、日差しも少なかった。従来の大会での日本人最高記録は2001年に油谷繁(中国電力)がマークした2時間7分52秒。今回はそれを上回る日本人選手が13人も出た。

 長距離界で主流になっている厚底シューズが後押しした側面もあるだろう。ただ、コロナ禍で大会が限られていたことも影響した。同時期の東京や別府大分が開催されず、びわ湖に選手が集中。前年は252人だった出場者が369人に増えた。日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは「同じぐらいのタイムの選手が切磋琢磨して走ったことも記録につながった」と分析した。

 故障で欠場した東京五輪代表の中村匠吾(富士通)も大きな刺激を受けたことは間違いない。伝統ある大会に終止符が打たれたが、次代につながる大きな価値を持つレースになった。(丸山和郎)

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