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【井崎脩五郎のおもしろ競馬学】逆境で発奮した名門のお坊ちゃん

 いやあ、サウジダービーの優勝騎手インタビュー、よかったねえ。

 2月21日(日本時間)にサウジアラビアで行われたサウジダービー。日本から遠征した鹿毛の牡馬ピンクカメハメハ(栗東・森秀行厩舎/父リオンディーズ、母タバサトウショウ)が、3番手から抜け出して優勝。

 ゴールイン直後、ウイニングランのピンクカメハメハと戸崎圭太(とさき・けいた)騎手に、現地メディアが馬にまたがって近づき、ダート1600メートルのコース上でインタビューが行われた。

 今の気持ち、馬の体調、馬場コンディションなど、矢継ぎ早に繰り出される英語の質問に、戸崎騎手がテキパキと英語で答え、おそらく日本中の競馬ファンが衛星中継の画面を見ながら、優勝を祝う拍手をしていたのではないかと思う。

 ピンクカメハメハは、昨年7月に2歳の新馬戦でデビューし、芝でばかり6戦して(1)(13)(9)(5)(6)(4)着という成績。

 新馬を逃げ切ったあとは、ことごとく、先行はするものの末が甘くなるレースばかりだった。

 こういう馬を、よくサウジアラビアまで遠征させたものだと思う。しかも、ダートでレースをするのは初めて。おまけに斤量も初めて背負う57キロ(これまで経験は55キロまで)。これでよく勝ったなあと思う。

 これまで栗東の坂路で、一杯に追っても4ハロン52秒8がやっとだった馬が、前走の中京2歳S(14頭立てで0秒4差の4着)のとき、追い切りで少し気合をつけただけで51秒8を出していた。

 この上昇気配を買って、海外遠征に踏み切ったのか。

 それにピンクカメハメハは、宝塚記念やエリザベス女王杯など、重賞レースを6つも勝ったスイープトウショウの弟という良血なのである。

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