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美しく速く金メダル目指す 山西が狙い通りレースを支配

日本選手権20キロ競歩の男子で競り合う(左から)池田向希、山西利和、高橋英輝=2月21日、神戸市(鳥越瑞絵撮影)
日本選手権20キロ競歩の男子で競り合う(左から)池田向希、山西利和、高橋英輝=2月21日、神戸市(鳥越瑞絵撮影)

 21日行われた陸上の日本選手権20キロ競歩で、男子は東京五輪代表の三つどもえの争いとなった。世界選手権金メダリストの山西利和(愛知製鋼)は「先頭集団をコントロールして勝つ」とこだわっていた。12キロすぎでギアを上げて揺さぶると、15キロすぎに細かいペースの上げ下げで狙い通りに高橋英輝(富士通)と池田向希(東洋大)を振るい落とし、完全にレースを支配。1時間17分20秒の大会新記録で2連覇を成し遂げた。

 スピード練習を重ね、鈴木雄介(富士通)が持つ1時間16分36秒の世界記録を狙う手応えもあったという。ただ、気温が上昇した影響もあって44秒及ばず。大会新には満足せず「どういうコンディションでも(世界記録に)到達するだけの地力をつけていかないといけない」と口にした。

 世界で勝つためには、歩型を崩さずにスピードを上げることが重要になる。コロナ禍で愛知製鋼の内田隆幸コーチに直接練習を見てもらう機会が減った中、無料通信アプリ「LINE(ライン)」や電話で助言を受けながら、フォームの維持に努めてきた。

 内田コーチは「少し油断すると歩型は直らなくなる。今後も世界の選手がついてこれないトレーニングをしていく」と強調する。25歳の世界王者は「まだまだ力をつけて五輪で金メダルを取りたい」。美しく、速く、勝利を追い求めていく。 (丸山和郎)

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