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9度目の五輪へ 北京で「ちゃっかり金メダル」狙うジャンプ葛西紀明 

リモートで産経新聞のインタビューを受ける葛西紀明(土屋ホーム提供)
リモートで産経新聞のインタビューを受ける葛西紀明(土屋ホーム提供)

 冬季五輪史上最多となる8度の出場を誇るノルディックスキージャンプ男子の葛西紀明(土屋ホーム)が開幕まで1年を切った2022年北京五輪出場を目指し、国内大会を主戦場として奮闘している。オンラインで産経新聞の単独インタビューに応じ、「最高のシナリオは(北京五輪の団体戦で)僕がアンカーで飛んで、ちゃっかり金メダルを取らせてもらいたい」などと、4年に1度の夢舞台へ熱い胸の内を語った。

 48歳のレジェンドは昨季途中から結果に見放され、今季は世界のトップ選手がそろうワールドカップ(W杯)のメンバー入りを逃した。年末年始はスロベニアで所属先のリヒャルト・シャラートコーチから直接指導を受け、踏み切りなどの修正に取り組んだ。

 現在は国内を転戦している。「国内で表彰台や優勝という結果を積み重ねないと北京は見えてこない」と考えている。13日のTVh杯では2回目に最長不倒の136メートルをマークし「これを機に波に乗りたい」と復調へ手応えをつかんだ。

 五輪には1992年アルベールビル大会から8大会連続で出場し、個人と団体で計3個のメダルを獲得している。「金メダルを持っていないという気持ちが強い」ことが、五輪を目指し続ける熱源になっている。

 年齢を重ねても体力に不安はない。チームメートで2018~19シーズンにワールドカップ(W杯)個人総合優勝を果たした小林陵侑と比較しても、「筋力や瞬発力で負けたとしても持久力は僕が上。スピードやパワーがかみ合えば、間違いなくトップにいけると感じている」と力強い。

 苦境でも常に前を向いてきた。家に帰れば5歳と1歳になる2児のパパで「去年と今年は調子が良くないけど、子供たちがいるおかげでマイナス思考にならない」という。サッカーのJ1横浜FC所属で26日に54歳を迎える三浦知良から刺激を受けている。「僕も北京の4年後にあたる2026年6月で54歳になる。カズさんが頑張っていると思ったら、やる気になる」。北京の先まで夢をはせ、挑戦を続ける。(小川寛太)

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