大坂、会場で軽めに調整 全豪テニス、20日決勝
女子テニスの大坂なおみ(日清食品)が20日、四大大会4勝目を懸け、全豪オープンのシングルス決勝でジェニファー・ブレイディ(米国)と対戦する。準決勝から一夜明けた19日、メルボルンの会場で男性の練習相手と打ち合うなど約40分間、軽めに調整した。
午前10時前にコートに現れると約20分間、もも上げや、はしご形の器具を使ってのステップで体を温めた。合間にはウィム・フィセッテ・コーチらの姿を撮影するなど、リラックスした様子。その後はサーブのほか、特にバックハンドのリターンを確認した。
2年ぶりの頂点を目指す日本のエースに地元メディアも注目。19日付オーストラリアン紙は「今やスピードとパワーを備える大坂」との見出しで四大大会23勝のセリーナ・ウィリアムズ(米国)を下した準決勝を伝え「緊張したスタートを切った後、大坂は能力全てを発揮した」とたたえた。(共同)