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【鬼筆のスポ魂】大物ルーキー「佐藤輝」開幕ダッシュの鍵握る 植村徹也

 新型コロナウイルスの感染再拡大で2度目の緊急事態宣言が発令され、期間が当初の2月7日から、3月7日までに延長された。入国制限も同時に延長。在留資格を持たない新外国人選手や、2年目以降でも資格が切れている外国人選手は、宣言が解除されるまでビザの申請ができないため、緊急事態宣言の終了まで待てば、ビザ申請は早くて3月8日。入国した後も、2週間の隔離期間がある。同月26日の開幕に間に合わないどころか、1軍の戦力になり得るのは、最速でも4月下旬だろう。

 今回の要望書では、隔離期間を10日間に短縮するように申し入れている。ただ、仮に認可されたとしても、10日間も体を動かせない状況下に置かれる。故障のリスクを考えれば、期間が明けたからといって、早期の出場を求められない。

 阪神の場合、新外国人選手で3番・左翼を期待するメル・ロハス・ジュニア外野手(30)と、先発候補のラウル・アルカンタラ投手(28)が実質、戦力になるのは開幕後15試合程度が消化された4月13日の広島3連戦(甲子園)からか、遅れるならば、同月20日からの巨人3連戦(東京ドーム)あたりが有力だ。となれば、昨季はいきなり2勝10敗と大失敗した開幕ダッシュを成功させる鍵は、誰が握っているのか…。「過去2年の教訓を得て、今季こそは開幕ダッシュに成功したい」と話す矢野監督ら首脳陣の視線は、佐藤輝の背番号8に集まるだろう。

 新外国人選手の「開幕不在」というコロナ禍における球界の事情が、さらに大物ルーキーの存在感や期待感を高める要因になっているとなれば、佐藤輝は生まれながらに何かを“持っている”選手ということか-。(特別記者)

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