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貴景勝、朝乃山、正代の3大関 捲土重来の春へ稽古再開

春場所に向け稽古を再開した貴景勝=東京都台東区の常盤山部屋(日本相撲協会提供)
春場所に向け稽古を再開した貴景勝=東京都台東区の常盤山部屋(日本相撲協会提供)

 新型コロナウイルスの影響で大阪から東京・両国国技館での代替開催が決まった大相撲春場所(3月14日初日)で、貴景勝、朝乃山、正代の3大関が捲土(けんど)重来を期している。1月の初場所では前頭筆頭の大栄翔に優勝を許し、出場最上位として苦杯をなめた。すでに各部屋で稽古を再開しており、春場所で賜杯を抱くために時間を重ねていく。(浜田慎太郎)

 貴景勝は2日、春場所へ向けて稽古を再開した。終了後は取材に応じ、初場所の大栄翔について「強いから優勝するんじゃないですか」と話した。悔しさを隠すように淡々としていた。綱取りに挑んだ初場所は初日から4連敗し、3日目には左足首を痛めた。10日目から休場した後はテレビで相撲を見ながら、可能な範囲で基礎運動を続けた。

 まだ左足首は万全ではない。体と相談しながら稽古を重ねる。綱取りは振り出しに戻り、春場所はかど番から再出発する。「もっと強くならないといけないということ。一生懸命頑張って、来場所しっかりやっていきたい」と誓った。

 朝乃山は初場所でのふがいなさを口にした。稽古を再開した1日、「番付の意味がなくなる。(両横綱が休場し)最高位として出ているので負けられない。優勝して当たり前と思われるので結果を残さないといけない」と語気を強めた。

 かど番で迎えた初場所は6日目までで3勝3敗と苦しんだ。最終的に11勝4敗と巻き返したものの、優勝は争えなかった。春場所はかど番の重圧から解放される。「出るからには優勝を目指さないといけない。それしかない」と覚悟を口にした。

 正代も初場所をかど番で迎え11勝4敗だった。終盤の2連敗で優勝争いから脱落した。「(大栄翔には)直接対決でも負けている。来場所は負けないようにしたい」と悔しさを隠さなかった。

 稽古を再開した1日には「一番はかど番を脱出できたのが大きい」と初場所を前向きに振り返った。春場所は自身初めて東の正大関に就く見通し。「かど番にならないように頑張る。あの経験は病みそうになったので」と冗談めかした。

 最近6場所で平幕優勝が3度あった。番付の重みが揺らいでいる。白鵬、鶴竜の両横綱はともに4場所連続休場し、進退問題がちらつく。3大関が角界を引っ張り、最高位に立つ力士の誕生が待ち望まれる。

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