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【鬼筆のスポ魂】プロ野球、Jリーグの外国人入国制限緩和を 植村徹也

 「プロ野球の場合、各球団とも新外国人選手は戦力構想上、打線の中核であったり、先発の軸や抑え投手だったりする。それらの選手が戦列に加われない状況は、ファンサービスという観点からもあり得ない。野球もサッカーも観客からお金を取って、試合を見せる興行だ。ファンへの裏切り行為となる」という声が球界の中から聞こえている。

 他のさまざまな業界も、入国制限で業績に大きな影響を受けている。プロ野球とJリーグの外国人選手だけが、特別待遇を受けて入国できるとなれば、猛烈な批判を浴びるだろう。ただ、プロ野球やJリーグの選手はリモートやオンラインでの“勤務”は不可能だ。

 「実際に体が日本に来ないと成り立たない仕事。彼らの活躍によって、ファンや世の中の人々の気持ちを明るくする、社会的貢献も考慮してもいいのではないか…」と球界関係者は話している。

 加えて、1年延期された東京五輪が今夏に開催されることについてはさまざまな意見が飛び交っている。国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が「選手たちの夢を壊さないためにも、7月23日の開幕に完全に集中している」といくら大会開催に全力を尽くす考えを示しても、1万人を超える選手や関係者など、海外からの“訪問者”の安全をどう確保するかがネックとなる。どうやって彼らから感染者を出さないようにするのか、国内にウイルスを持ち込ませないか…。

 プロ野球やJリーグの新外国人選手たちを緊急事態宣言下でも入国させ、無事にプレーさせることは、東京五輪開催時に来日する各国の選手団への対応シミュレーションになる…という声が球界内にある。そして、外国人アスリートを緊急事態下でも迎え入れた日本スポーツ界の姿勢は「絶対に東京五輪を開催するんだ」という強い発信となって世界を駆け巡る…というわけだ。プロ野球&Jリーグは近々、西村氏に陳情するかもしれない。(特別記者)

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