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2時間20分切り、ぶれない目標 大阪国際にかける前田穂南

東京五輪代表の前田穂南。大阪国際で1年4カ月ぶりのマラソンに臨む=2020年12月、岡山市(鳥越瑞絵撮影)
東京五輪代表の前田穂南。大阪国際で1年4カ月ぶりのマラソンに臨む=2020年12月、岡山市(鳥越瑞絵撮影)

 1月31日開催の「第40回大阪国際女子マラソン」(産経新聞社など主催、奥村組協賛)に出場する東京五輪代表の前田穂南(天満屋)は穏やかな口調の中に、時折、負けん気の強さをのぞかせる。「今回の大阪国際はタイムを狙っていきたいレース。自分に負けたくない」。年末年始に足を痛めた時期があったが、2時間20分切りの目標はぶれることはない。

 五輪代表を決めた2019年9月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)以来、マラソンは約1年4カ月ぶりのレースになる。これまでの中では最も間隔があいた。その間、新型コロナウイルスの影響で不安な気分になることも多かったのは事実だ。

 従来は米国アルバカーキで高地合宿を重ね、山道を走るトレイルランで自然と足腰を鍛えていた。コロナ禍ではそれができない。高地合宿と国内合宿では負荷も変わってくる。「違うトレーニングを入れて工夫したりしてきた」。中学時代によくやったハードルを使った練習も取り入れ、体幹を強化してきた。

 昨年は五輪の1年延期が決まってからスピード強化に重点を置いてきた。その影響で夏以降は疲労を感じることもあったが、それはスピード強化ができている証しでもある。「世界で戦うならペースの上げ下げもあるし、スピードが必要になる。せっかく強化してきたので大阪国際でタイムを出したい」。五輪本番を見据え、高速レースで今の自分の力を試すつもりだ。

 MGCでは沿道からの割れんばかりの声援の中、独走して真っ先にゴールテープを切った。レースの光景は今でも脳裏に焼き付いている。今回は初めて経験する無観客のレース。男子ペースメーカーの導入や周回コースへの変更など従来とは違う点も多いが、2時間20分切りという明確な目標があるからこそ「しっかりと集中して走りたい」と自らに言い聞かせる。

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