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憧れの大阪国際のスタートラインに 大学生ネクストヒロイン

 今は亡き両親への思いもある。母を高校3年の夏に、父を大学1年時に亡くした。大会にもよく駆けつけてくれ、陸上で活躍すると心から喜んでくれた。進路がなかなか決まらなかった頃に就職活動を行い、内定までもらったが、自分が進むべき道は、やはり陸上競技しかない。

 夢は日の丸を背負う選手になること。まずは大阪国際で2時間40分台前半を目指し、実業団で活躍するためのステップアップにする。(嶋田知加子)

■マラソン人生の第一歩

 自分の可能性を試したいとの思いが新たな挑戦へと駆り立てる。「これからは5000メートルとか1万メートルじゃなくて、マラソンをやるんだという気持ちがある」と話すのは、大阪芸術大4年の長浜夕海香(ゆみか)。競技と学業の両面に充実した学生生活の締めくくりとして、自身初めてのフルマラソンに挑む。

 今年度は女子駅伝部の主将を担い、春は新型コロナウイルス禍で部員がそろって練習できなかった中、部員の結束固めに苦心した。個人でも昨年9月の日本学生陸上対校選手権で、女子1万メートルで3位に入るなど確かな前進を実感できた。

 神奈川・三浦学苑高時代から東日本女子駅伝で区間賞を獲得するなど頭角を現していたランナー。高校時代の恩師には高校卒業後すぐの実業団入りを勧められたが、「デザインを学びたい」と強く希望して大阪芸大に進学。建築物の模型作りのほか、ガラス工芸や溶接など、ものづくりの実習を通して感性を磨いた。

 卒業後の進路はインテリア関連の実業団に内定。チームはマラソンに重点を置いており、以前は「自分が走れるのかな」と尻込みしがちだったが、「入るからには走るしかない」と覚悟が芽生えてきた。

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