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かど番の朝乃山が6勝目 右四つで圧倒

【大相撲一月場所(初場所)九日日】〇朝乃山(よりきり)高安●=両国国技館(加藤圭祐撮影)
【大相撲一月場所(初場所)九日日】〇朝乃山(よりきり)高安●=両国国技館(加藤圭祐撮影)

 大相撲初場所9日目は18日、両国国技館で行われ、かど番の大関朝乃山は小結高安を寄り切って6勝目を挙げた。

 右四つになれば朝乃山は強い。元大関の高安を寄せ付けなかった。「自分の形になったので引き付けて。相手が逃げた方向に足を運べた」。6勝目を挙げ、かど番脱出が近づいてきた。

 胸で当たり、右腕を相手の脇にこじ入れた。左上手もつかんで、理想的な形で前進した。高安が苦し紛れに出したすくい投げは余裕を持ってこらえた。最後は右に回り込もうとした相手に付いていき、寄り切った。

 先場所は右肩を負傷し自身初の休場を経験した。高砂部屋の自室で、昼から相撲中継を見る日々だった。「何してるんだろうな、って感じ。悔しい気持ちが強かった」。回復後は部屋の若い衆と、連日約20番取った。合同稽古では横綱白鵬に胸を借り、悔しさを晴らすべく今場所を迎えた。

 3日目で2敗を喫して動きが変わった。4日目以降は前に出る相撲が続く。高田川審判部副部長(元関脇安芸乃島)は「(序盤は)力が入っていない感じ。だいぶ調子が上がってきた」とみる。3敗。全勝が消えた土俵で、賜杯をあきらめるのはまだ早い。

 この日は近大相撲部の恩師、伊東勝人監督(当時)の命日だった。1年前に55歳で急逝した師をしのび、朝乃山は8日目の17日から近大の校章が入った化粧まわしで土俵入りしている。

 「場所中は国技館の上から見守ってくれていると思う。先生の教えがあったから、今こうやってプロで活躍できている」。恩師から授かった右四つを武器に勝ち続ける。(浜田慎太郎)

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