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御嶽海、正代倒し3大関撃破も…やっと3勝目「気持ち切れていない」

【大相撲一月場所 八日目】〇御嶽海(よりきり)正代●=両国国技館(撮影・桐原正道)
【大相撲一月場所 八日目】〇御嶽海(よりきり)正代●=両国国技館(撮影・桐原正道)

 小結御嶽海が17日、かど番の大関正代を寄り切って3勝目を挙げた。

 御嶽海は不思議な力士である。優勝したかと思えば翌場所で負け越す。上位を圧倒したかと思えば格下にあっけなく負ける。この日は強い方の御嶽海だった。

 立ち合いで踏み込み、左右の腕を脇にねじ込んだ。もろ差しで一気に寄っていくも、回り込まれて残される。正代のやや強引な寄りをしのぐと、左下手をがっちりつかんで前に出た。最後は右上手もつかみ、万全の体勢で寄り切った。

 これで3勝5敗。その3勝はいずれも大関から奪ったものだ。御嶽海は大関昇進で先を越された貴景勝、朝乃山、正代に対して対抗意識が強く、「今場所は3人に絶対勝つ」と燃えていたという。狙い通り「総なめ」を果たし、「意地があった」とうなずいた。

 昨年12月25日に28歳になり、覚えた感情は焦りだった。「入門して6年、むちゃくちゃ早かった。本当にぐずぐずしていられない年になった。目標を持ってやっていきたい」

 目標とは、言わずもがなの大関昇進。平成28年九州場所で三役に上がってから、4年以上の月日が流れている。停滞気味の中で打開策はあるのか。「それは試行錯誤しているんで。(大関に)上がったら発表します」。ファンはその時を待ち望んでいる。

 今場所もちぐはぐな闘いが続く。「(勢いに)乗り切れないところが『御嶽海らしい』と思う」と自虐的に振り返りつつ、「気持ちは切れていない。自分の相撲を取っていきたい」。残り7日。三役の座をつなぎ留めるためにも、なんとか勝ち越しまで持っていきたい。(浜田慎太郎)

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