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大栄翔が隆の勝を倒して7連勝 「三役総なめ」の快挙

【大相撲一月場所 七日目】〇大栄翔(おしだし)隆の勝●=両国国技館(桐原正道撮影)
【大相撲一月場所 七日目】〇大栄翔(おしだし)隆の勝●=両国国技館(桐原正道撮影)

 大相撲初場所7日目は16日、両国国技館で行われ、大栄翔はただ一人、全勝となった。

 大栄翔が離れ業をやってのけた。関脇隆の勝を押し出し、初日から7日続けて三役(大関、関脇、小結)を倒した。今場所は横綱が不在のため、役力士を「総なめ」にしたことになる。優勝争いでも単独トップに立ち、「上位相手に勝てるのは自信になる。内容も良いので、自分でも力が付いてきたかなって思う」と、りりしい顔で話した。

 この日も目の覚めるような完勝だった。勢いよく頭ともろ手でぶつかると、足腰の強さに定評がある隆の勝が弾き飛んだ。左、右、左とリズム良く突いて、2秒5で土俵外へ。2日目に貴景勝をはたき込んだ以外は、すべて突き押しを貫いて上位を蹴散らしている。

 平幕力士の「三役以上総なめ」は、平成3年秋場所で前頭3枚目の若花田(後の横綱3代目若乃花)が記録している。ただ、対戦できない同部屋の力士が三役に3人(貴闘力、貴花田、安芸ノ島)おり、倒したのは横綱旭富士を含めて5力士だった。7力士を倒しての総なめは極めて異例だ。

 昨秋の手術が奏功した。慢性的な右肘痛が悪化した昨年9月の秋場所は新関脇で5勝止まり。場所後に遊離軟骨を除去する手術に踏み切った。痛みがなくなり、突きの威力が増すと、翌11月場所は10勝。稽古量もこなせるようになり、今場所の快進撃につながっている。

 ここからは番付が下の力士との対戦が続く。守りに入らず、これまで同様に一心不乱に前に出られるか。絶好調の27歳は「上位にいる以上、みんな強い。変わらずに思いっきり向かっていく」と冷静に意気込んだ。

(浜田慎太郎)

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