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【ラグビー通信】7人制HC「退任」と「続投」 協会が背負った“十字架”

リオデジャネイロ五輪を戦った女子ラグビー日本代表サクラセブンズ。ヘッドコーチ交代の影響は?=デオドロ競技場(森田達也撮影)
リオデジャネイロ五輪を戦った女子ラグビー日本代表サクラセブンズ。ヘッドコーチ交代の影響は?=デオドロ競技場(森田達也撮影)
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 日本ラグビー協会は先月下旬、東京五輪に出場するラグビー7人制のヘッドコーチ(HC)について、女子の稲田仁氏の退任と新たにハレ・マキリ氏の就任を発表し、男子は協会専務理事を兼務する岩渕健輔氏が続投することを明らかにした。五輪が間近に迫る中でのHC交代と、多忙な専務理事との兼務続行。男女ともこれまで目立った成績を残せておらず、五輪の成績次第では不満が噴出する懸念もある。協会は重い“十字架”を背負ったといえそうだ。(運動部 橋本謙太郎)

 日本女子は2019~20年シーズン、新型コロナウイルス禍で中止になるまでに国際主要大会のワールドシリーズ(WS)3戦に出場し、9位(各大会出場12チーム)が最高だった。

 稲田氏の退任について、日本協会の本城和彦強化委員長は「五輪でメダル争いをする土俵に到達していない」と指摘。「さらにステップアップしていくためには少しチームに変化をもたらした方がいいと判断した」と説明した。

 東京五輪まで残りわずか7カ月になっての交代劇。選手への影響も懸念され、指揮官との信頼関係構築などは時間との戦いにもなるが、本城強化委員長は「最後のタイミング」と、ぎりぎりの時期だったとの考えを示した。

 対照的だったのが男子HCの岩渕氏の続投だ。本城強化委員長は、五輪の表彰台争いに絡む状況にないとの評価は女子と同じとしながらも「プラニング、マネジメント能力が高く、リーダーシップにたけている」「もう少し女子よりも先に進んだ状態で五輪に向かって力を上げていく道筋が見えている」と岩渕氏を評価した。

 岩渕氏がHCと専務理事を兼務することになったのは19年6月。ただでさえ多忙な職務であるうえ、現在は新型コロナへの対応や、トップリーグを刷新して設立される新リーグの準備など課題が山積している。どこまで両立できているのか。

 東京で代表合宿が行われた際には、合宿に帯同しつつ、協会に戻って専務理事の仕事をこなす日もあり、大分合宿には参加できない日もあったという。

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