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大栄翔、3大関撃破 荒れる初場所で主役の予感

正代(手前)を攻める大栄翔。突き出しで破る=両国国技館
正代(手前)を攻める大栄翔。突き出しで破る=両国国技館

 大相撲初場所3日目は12日、両国国技館で行われ、大栄翔が正代に勝利した。

 新春の土俵が荒れに荒れている。3日目を終えてすでに三役以上の勝ちっぱなしがいなくなった。波乱を生む台風の目になっているのが前頭筆頭の大栄翔。初日から3日続けて大関を倒す快進撃を見せている。

 この日もどちらが大関か分からない完勝だった。もろ手で当たって正代の上体を起こすと、二の矢、三の矢の突きを立て続けに相手の胸元に見舞う。苦し紛れの大関のいなしにも微動だにせず。4秒5の電車道で、土俵下まで突き出した。

 初日に朝乃山をあっさり押し出すと、2日目は貴景勝を余裕を持ってはたき込んだ。平幕力士が初日から3日連続で大関を倒すのは、平成20年九州場所の若の里、31年初場所の北勝富士に続く昭和以降3人目の快挙。27歳の成長株は「自信になる。ここから集中して調子を維持していきたい」とさらりと言った。

 次期大関にも名前が挙がる。けれんみのない押し相撲が魅力で、昨年7月場所では小結で11勝を挙げた。昨年11月場所でも前頭2枚目で10勝。今回の殊勲続きもまぐれではない。

 横綱が不在のうえ、三役がふがいない今場所。見どころが減っていく中で大栄翔の奮闘が光る。高田川審判部副部長(元関脇安芸乃島)は「しっかり力を付けてきている。勢いがある力士がいると場所も盛り上がる」と期待を寄せた。

 誰が優勝してもおかしくない展開で大栄翔にもチャンスがある。「まだ3日終わっただけ。(賜杯は)全く考えられない。一日一日やっていきたい」。地に足付けて白星を伸ばしていく。(浜田慎太郎)

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