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同じ病気の仲間とともに ボッチャ・江崎駿、河本圭亮

ボッチャの日本選手権でプレーする江崎駿=令和元年12月、愛知県豊田市(@Tomokazu Matsukawa)
ボッチャの日本選手権でプレーする江崎駿=令和元年12月、愛知県豊田市(@Tomokazu Matsukawa)
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 パソコンの画面に映っているのは、緻密な戦略を求められることから「地上のカーリング」とも称されるボッチャのコート。といっても実際の試合会場ではない。テーブルにマットを敷き、頭上からの俯瞰(ふかん)映像を見ながらオンラインで対戦する「テーブルボッチャ」の練習の模様だ。

 ジャックボールと呼ばれる目標球をめがけ、球を投げたり転がしたりしていかに近づけるかを競うボッチャ。重度の脳性まひや重い四肢機能障害がある障害者のために考案された競技だけに、基礎疾患を抱え、新型コロナウイルスに感染すれば重症化リスクが高まる選手も少なくない。そこで日本ボッチャ協会は昨年2月、早急に手を打った。

 強化指定選手には公共交通機関の利用禁止を通達。毎月の強化合宿も中止とした。さらに体育館使用時のガイドラインを設け、車いすのタイヤや持ち手の消毒を徹底するほか、介助者にはマスクと手袋の着用を呼び掛けた。テーブルボッチャもいわば苦肉の策といえる練習法だが、東京パラリンピック代表の河本圭亮(21)=東郷町施設サービス=は「多角的な視点を意識することができ、戦略の幅が広がるきっかけになった」と効果を実感する。

試行錯誤の練習

ボッチャの日本選手権でプレーする河本圭亮=令和元年12月、愛知県豊田市(@Tomokazu Matsukawa)
ボッチャの日本選手権でプレーする河本圭亮=令和元年12月、愛知県豊田市(@Tomokazu Matsukawa)
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 河本は、同じく東京パラ大会の代表に内定している江崎駿(19)=法政大=とともに、愛知県春日井市を拠点とするクラブチームに所属している。2人は全身の筋肉が徐々に衰えていく進行性の難病、筋ジストロフィーの患者。東京パラ大会の1年延期が、自身のプレーにどんな影響を及ぼすのか。江崎は「不安がないわけではなかった」と打ち明けつつも、「もっと準備ができる。強い選手に追いつくチャンス」と前を向いた。

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