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順調な調整一転、再起へ試練 感染の白鵬

白鵬
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 5日に新型コロナウイルス感染が判明し、すでに入院して大相撲初場所(10日初日、両国国技館)を休場する見通しとなった横綱白鵬は初場所に向け、順調に稽古を重ねていた。昨年12月の合同稽古では大関貴景勝や朝乃山を圧倒。年末には本場所で締める綱を約1年ぶりに作ったばかりだった。横審で「注意」が決議されたことも発奮材料で「若手の壁になりつつ、結果を出していきたい」と意欲を示していた。

 初場所出場は絶望的で3場所連続の全休となる可能性が高い。途中からを含めると4場所連続の休場になる。負傷や加齢による衰えとともに、本場所の土俵から長く遠ざかることで実戦感覚の欠如も懸念される。

 しばらくは隔離生活を送る見込みで、稽古を再開できる時期の見通しは立たない。進退問題を意識せざるを得ない環境で、一から体を作り直し、3月の春場所出場を目指すことになる。再起へ試練の時が続く。

 大相撲では感染拡大に歯止めがかからない。年末に計12人が感染した荒汐部屋の力士は初場所出場を見送る見通し。宮城野部屋の力士も出場は不透明だ。

 日本相撲協会は現状、予定通り観客を入れて初場所を開催する方針。ただ、1都3県には緊急事態宣言が発令される見通しで、感染拡大が運営に影響を及ぼすこともありうる。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「国の発表とか、都の対応とかいろんなものを見て考えていく」と柔軟に対応する姿勢を示した。

 無事に開催できたとしても感染者が新たに出る可能性は否定できない。番付が“虫食い”状態になれば、開催意義が薄れる事態になる。(浜田慎太郎)

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