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【ラガール通信】「ロールモデルにならなきゃ」英プレミアデビュー、鈴木彩香の思い

 今回の海外挑戦は、日本代表のレスリー・マッケンジー・ヘッドコーチ(HC)の提案から動き始めた。これまでも海外でプレーするチャンスがなかったわけではない。ただ、そのときはチームの主軸として活動していた時期だったため、日本を離れることはできなかった。

 「いまのタイミングだと、すとんと落ちた」。海外挑戦にあたり、頭にあるのはもちろん、来年秋のワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会だ。来年3月に予定される日本、香港、カザフスタンによるアジア最終予選の結果次第で日本の出場が決まる。「私自身はベテラン感を出すつもりは全くなくて、まだまだ未熟だし、ここでさらに成長したいと思っています」。進化して帰国することで代表を活性化させる狙いだ。

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 チームでも存在感を示しつつある。12日のセール戦では、CTBとして先発メンバー入りしたが、タックルや粘り強く外に押し出す防御が評価されてのものだという。「日本人が得意としているところ。どこでも好かれるというのは分かりました」と手応えを口にする。

 ただ、鈴木の真骨頂は攻撃力にこそある。パススキルをはじめとした巧みな技術でバックスラインを操り、相手の防御網をすり抜けるような攻撃ができる点が最大の持ち味だ。

 本人もその点は自覚しており、「私はタイミングとか間合い、接点をずらしてスペースに仕掛けるといったところで状況判断を踏まえて勝負をしている。そういう(CTBの)選手は英国にはいない」と目を輝かせる。

 一方、磨きたいのは技術だけでなく思考方法にも及ぶ。「日本の選手は優しいというか、すごくいい子なんです。でも、試合で(相手を)圧倒していくためにはアグレッシブな一面を持たなくてはいけない。海外の選手は試合になるとパチッと変わって凶暴な一面を見せてくる。そういったところを学びたいと思っています」。ずっと考えてきたことなのだろうか、言葉がするすると出てきた。

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