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柔道史上初の「ワンマッチ」代表決定戦 男子66キロ級、新旧世界王者が13日に激突

阿部一二三(恵守乾撮影)
阿部一二三(恵守乾撮影)

 柔道の東京五輪男女各7階級のうち、唯一決まっていない男子66キロ級代表の座を懸けて、丸山城志郎(ミキハウス)と阿部一二三(ひふみ)(パーク24)の新旧世界王者による代表決定戦が13日、東京・講道館で行われる。直接対決の1試合のみで五輪代表を決める「ワンマッチ」方式は日本柔道史上初。新型コロナウイルス感染対策のため、無観客開催となる一方、テレビ中継が予定される注目度の高い一戦になる。(田中充)

 試合開始は午後4時40分ごろで、五輪と同じ国際ルールを適用する。昨夏の世界選手権覇者の丸山が白色、2017、18年世界選手権2連覇の阿部が青色の柔道着で、畳も国際規格の黄色と赤に張り替える。両者はPCR検査を受け、同行する指導者らも限定。感染リスクにも配慮する。

 両者は10日、全日本柔道連盟を通じて決戦に向けたコメントを発表。丸山が「多くの方々がスポーツどころではない現状も理解しているが、今自分にできることは、多くの方々への感謝の気持ちを忘れずに戦うこと。強い気持ちで戦う姿をお伝えしたい」。阿部も「試合に向けて、しっかりと勝つ準備をしてきた。豪快な一本を取りに行く柔道をして勝ち切り、五輪代表内定を必ず決める」と闘志をみなぎらせた。

 過去の対戦成績は丸山の4勝3敗。代表争いを最初にリードしたのは高校時代から注目を集めた23歳の阿部だった。リオ五輪翌年から世界選手権2連覇。国際大会34連勝を飾り、女子52キロ級代表を決めた妹の詩(うた)(日体大)と「兄妹で東京五輪金メダル」を掲げて話題性も高まった。

 対する27歳の丸山は、18年秋のグランドスラム(GS)大阪大会決勝で阿部を破って優勝。19年4月の全日本選抜体重別選手権、初出場優勝した同年夏の世界選手権と直接対決3連勝で代表争いを逆転した。丸山が同年秋のGS大阪大会で優勝すれば、代表決定が濃厚だったが、阿部が決勝で意地の勝利。阿部は、丸山がけがで欠場した今年2月のGSデュッセルドルフ大会も制して巻き返し、代表争いを五分に戻した。

 本来なら4月の全日本選抜体重別選手権で決着する予定だったが、コロナ禍で大会自体が延期に。次に代表決着の場に決まった12月11~13日に予定されたGS東京大会も中止となり、「ワンマッチ」方式での決定戦実施となった。

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