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【清水満のSPORTSマインド】女子ゴルフの五輪代表争いが熱い

【女子ゴルフ・JLPGAツアー選手権リコー杯】最終日 7H 単独2位で終了した古江彩佳=宮崎CC(中島信生撮影) 
【女子ゴルフ・JLPGAツアー選手権リコー杯】最終日 7H 単独2位で終了した古江彩佳=宮崎CC(中島信生撮影) 

 コロナ禍で1年延期された東京五輪。女子ゴルフの代表争いが面白くなった。

 11月30日(日本時間12月1日)に女子ゴルフの世界ランキングが発表された。日本勢では畑岡奈紗(21)が最高位の7位、2番手に古江彩佳(20)が前週の16位から14位に2ランクアップ。五輪出場圏内である15位以内に入った。

 古江の成長力がすごい。昨年末で78位。その時「五輪に出たい気持ちはあります。でもずっと優勝か上位を続けていかないと難しいかな」と半ば夢を語るような境地だった。

 確かに期限となるはずの今年6月末時点では75位だったが、延期の恩恵を受けた。6月末の今季開幕戦、アース・モンダミン・カップから14試合に出場、ツアー3勝を含めトップ10入り7度と一気に駆け上がり、出場圏内に入ったのだ。

 「すべてにおいて完璧」と古江を評したのは、前々週の大王製紙エリエール・レディースで一緒にラウンドした渋野日向子(22)。その中継で解説した岡本綾子プロも「堅実性があり、崩れそうで崩れない」と絶賛している。

 その古江は、ラウンド中も淡々とプレーする。リカバリー率74・8837、パーセーブ率91・6049はともに1位。フェアウエーキープ率(75・6158=4位)や平均バーディー数(3・2222=18位)で多少苦戦しながらも、確実にスコアをまとめる技術を持っている。

 2017年にトヨタジュニアワールドカップで日本代表入り。個人戦で4位、日本の団体戦2位に貢献。世界を知っているから五輪も楽しみだ。

 16位に後退した渋野も、「いまはアメリカツアーの方に気持ちが強くなっている。その考えでやれば、レベルアップもしてくると思うし、結果がついてくればオリンピックの世界ランキングも上がると思う」と表情は明るい。

 15位以内なら各国最大4人が代表になれる。畑岡、古江、渋野の他、20位の鈴木愛、48位の笹生優花、59位の稲見萌寧、67位の上田桃子、77位の小祝さくら、82位の原英莉花らが続く。代表決定となる最終ランク発表は21年6月28日。古江の大躍進を目の当たりにしたいま、半年先を予想することさえ簡単ではない。

 年内最後の大会は米ツアーの全米女子オープン(10日開幕、米テキサス州チャンピオンズGC)。日本勢は畑岡、古江、渋野に今季四大大会2勝の原英ら16選手が参戦する。結果次第で再び勢力図が変わる。日本の女子力は本当にすごい。(特別記者)

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