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川崎、歴史刻む最速優勝 サッカーJ1  

【サッカーJ1川崎対G大阪】優勝し喜び合う川崎イレブン=等々力陸上競技場(撮影・蔵賢斗)
【サッカーJ1川崎対G大阪】優勝し喜び合う川崎イレブン=等々力陸上競技場(撮影・蔵賢斗)

 新型コロナウイルスの感染拡大に見舞われた未曽有のシーズンを、川崎が一人旅で駆け抜けた。4試合を残しての優勝はJ1最速。勝ち点75も18クラブとなった2005年以降のJ1最多で、今季限りで引退する中村は「フロンターレらしく優勝できた。こんなに幸せな40歳でいいのかなぁ」と喜びを爆発させた。

 見慣れたゴールラッシュで優勝をたぐり寄せた。前半22分、左サイドからのクロスをレアンドロダミアンが合わせて先制。前半45分にCKの好機から、後半4分と28分にはカウンターから家長が3連続ゴール。45分にはロングボールを起点に斎藤が5点目を奪って締めくくった。

 圧倒的な完成度で戦い抜いた。人が動き、ボールも動かして試合を支配する。ボールを失うと人数を掛けてすぐに奪い返す守備も世界の潮流と合致。隙のない攻守に鬼木監督は「これだけ独走しての優勝は、これから先も難しいと思う」と胸を張った。

 10連勝、12連勝とJ1記録を2度更新しても鬼木監督に驚きはなかった。「これだけ力のあるメンバーがいるのだから歴史を作っていくのは使命。それをやれない自分って何なんだよって思っていた」。川崎にだけみえていたサッカーを追い求めた1年だった。

 川崎が築いた黄金期の真価は、直近4年で3度目の優勝という結果だけではみえてこない。ピッチに描き続けた美しく勝つサッカーを、中村は「フロンターレは強く、俺は乗っかっただけ。心置きなく先に進みたい」と喜ぶ。今季の川崎は記録にも、記憶にも残り続ける。(奥山次郎)

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