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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】「オーナー&社長」史上初の体制で優勝争いを…退団ボーアはどこに?

 まして阪急阪神HDのエンターテインメント事業のスポーツ部門に属するタイガースの現在地は、その昔のように阪神電鉄本社の都合や社内事情だけで簡単に物事は運びません。今回の角CEOの「ケジメ発言」の影響力が物語るように、常に阪急側の視線を意識しなければならず、グループ内での球団社長としての経営責任は重みを増す一方で、結果責任もすぐに問われる厳しいポストなのです。

 実は今回、藤原オーナーが社長兼務に至った流れも成り手がいなくて後任人事に悩む同オーナーに対し、阪急阪神HDの角CEOや杉山健博社長の強い意向が働いた…という内部情報があります。「阪急から言われなければ藤原さんも(球団社長は)やらんかったやろ」とある電鉄関係者は言い切っています。こうやって内部事情を探れば探るほど、藤原オーナー兼球団社長は阪神電鉄としてタイガースの直接経営権を阪急から“守る”最後の砦(とりで)なのかもしれませんね。

 こうして生まれた藤原オーナー兼球団社長は来季が3年契約の最終年となる矢野監督と16年ぶりのリーグ優勝を目指すわけですが、オーナーと球団社長の兼務の発表があった当日、阪神はボーアの自由契約も発表しています。メジャー6シーズンで92本塁打を誇るボーアをV奪回の切り札として迎え入れた今季の阪神でしたが、期待の大砲は99試合に出場して打率2割4分3厘の17本塁打、45打点。引っ張ってライトだけではなく流してレフトにも本塁打が打てる…というふれ込みで「バースの再来」とまで期待されましたが、わずか1シーズンで自由契約…。

 ボーア自身は11月7日に帰国した際、親日家らしく「日本食はおいしく、日本は最高です」と来季以降も日本のプロ野球でプレーすることを望んでいました。すでに代理人に対しても大リーグよりも日本のプロ野球球団との契約を優先するように指示している、という情報もありますね。

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