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宇良が大けがから十両に復帰 ファンの難病女性の思いを胸に土俵へ

稽古に励む再十両の宇良=東京都墨田区の木瀬部屋(日本相撲協会提供)
稽古に励む再十両の宇良=東京都墨田区の木瀬部屋(日本相撲協会提供)

 大相撲の元幕内で、右膝の大けがで一時は序二段まで転落した業師の宇良(うら、28)=木瀬部屋=が再十両を果たし、11月場所(11月8日初日、両国国技館)で16場所ぶりに関取復帰する。28日に東京都墨田区の同部屋での朝稽古後に電話取材に応じ、「正式に番付に載ってうれしい。この日がいつ来るか分からない中でやってきたので、うれしい」と喜びを口にした。

 奇手「居反り」など多彩な技の名手として知られる。前頭4枚目だった平成29年秋場所で右膝を負傷。休場が続き、三段目まで転落した。幕下まで番付を戻した31年初場所では同じ箇所を再びけがし、今度は序二段まで転落した。

 周囲の期待に応えられずに苦しんだ時期もあったが、時間をかけてリハビリに励んだ。十両では居反りなどの技も繰り出すつもりで、「出し惜しみするような位置でもないので自分のできることを発揮していきたい」と意気込んでいる。

 今場所は新たな化粧まわしで土俵入りする。福岡県行橋市の難病を患う80代の女性から贈られる予定のものだ。平成30年、けがと闘う姿に感銘を受けた女性からファンレターが届いた。宇良は手形にサインを添えてプレゼント。逆に今度は再十両のお祝いに化粧まわしをもらうことになった。

 「僕の相撲で元気付けられる人がいるのを自覚するきっかけにもなったし、頑張る糧にもなる」と宇良。支えてくれる人の温かさを感じながら再起の土俵に立つ。(浜田慎太郎)

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