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ケンブリッジ、4年ぶり日本一へ「陸上を楽しめている」 日本選手権10月1日開幕

男子100メートルで優勝し、笑顔でポーズをとるケンブリッジ飛鳥=福井県営陸上競技場
男子100メートルで優勝し、笑顔でポーズをとるケンブリッジ飛鳥=福井県営陸上競技場

 陸上の日本選手権(10月1日開幕、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)を前に、男子100メートルで今季日本最高の10秒03をマークしているケンブリッジ飛鳥(ナイキ)が産経新聞の取材に応じ、「過去2シーズンと比べると気持ちの余裕が違う。陸上を楽しめているかなと思う」と抱負を語った。復調著しい今季、27歳は2016年以来となる4年ぶりの日本一を目指す。

 3年の歳月を掛けて、かつての自分を超えた。8月29日に福井市で行われたナイトゲームズ・イン福井の予選で、ケンブリッジは10秒05(追い風0・9メートル)と17年に出した自己記録(10秒08)を塗り替え、決勝で10秒03(同1・0メートル)とタイムを伸ばした。

 注目すべきは、そのレース内容だ。本人によると、日本陸連強化委員会が計測した決勝の最高速度は秒速11・63メートル。100メートルを9秒台で走るには同11・6メートル以上が必要とされており、すでに「10秒の壁」を突破する水準に達していることがうかがえる。

 最高速度の出現区間は65メートル付近と、これまでより10メートル程度フィニッシュ寄りになっていた。「スタートからの前傾姿勢を長く保てている分、トップスピードの位置を後ろに持ってこられているのかなと思う」。スタートから滑らかに加速できるようになったことが、中盤以降のスピードの上積みにつながっていると分析する。

 振り返れば、昨年はどん底だった。16年リオデジャネイロ五輪400メートルリレー(4走)で銀メダルを獲得し、同年末にプロに転向。しかし、その後は故障が続き、なかなかベストなパフォーマンスを発揮できず、19年日本選手権の決勝は、ついに最下位の8位に沈んでしまう。「一番最後尾を走るということはないのでショックでしたね。18年頃からうまく走れていないと薄々感じていたけど上位には入れていた。甘えていたつもりはないけど、甘い考えがあったのかな」。痛い敗北は、変化の必要を自身に迫った。

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