PR

スポーツ スポーツ

「サッカーのまち」経済効果にも期待 昇格狙うJ3藤枝

今季、J2昇格を目指す藤枝。地域の熱心な支援がチームを後押しする(藤枝MYFC提供)
今季、J2昇格を目指す藤枝。地域の熱心な支援がチームを後押しする(藤枝MYFC提供)

 サッカーJ3の藤枝が今季のJ2昇格を見据えてシーズンに挑んでいる。昨季、昇格条件の2位以内にわずかに届かない3位に躍進し、“サッカーのまち”を標榜(ひょうぼう)する地元の支援ムードが高まった。カテゴリーが上がることで、より質の高いサッカーが楽しめるだけでなく、地域住民の一体感、カテゴリーが上がることによる全国的な注目度アップで地域への経済波及効果も期待できる。(松本恵司)

 19日の2位熊本との一戦。773人の観客が参集したホームの藤枝総合運動公園サッカー場には藤枝選手を応援する横断幕に交じって「J2の扉を開こう」という横断幕が掲げられていた。昨季のシーズン前に頓挫したJ2クラブライセンスの申請が今年6月に出されている。念願の申請に鎌田昌治社長は「上のカテゴリーに向けてスタートを切れた。選手だけでなく、サポーターにとっても大きい」と意義を語っていた。9月中に結果が分かる。

 5000人収容の本拠地スタジアムを抱える藤枝市は今年度予算に約1億1300万円を計上し、J2規格に合致した1万人収容に改修し、大型映像装置などの設備も令和5年度までに整えられる予定という。昨季、一時首位を走る躍進ぶりを見せたことで、藤枝市議会でも「応援の態勢を整えたらどうか」(市関係者)という質問が出るほど支援ムードが醸成されていった証しである。

 政府が平成28年にまとめた国家プロジェクトにはスポーツ産業が組み入れられているという。平成27年度に5・5兆円と試算されるスポーツ市場規模は10年後に15兆円へ拡大すると見込まれている。現代社会のように成熟した社会ではモノの消費より、心身の充実を求める消費行動に移行しつつあるとみるからだ。地域に密着した「おらがチーム」を応援する一体感醸成もその一つと考えられるだろう。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ