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Jリーグ、コロナ新検査「スマートアンプ法」導入を検討

サッカーJ2の大宮-福岡戦の中止を受け、オンラインでの記者会見で質問に答えるJリーグの村井満チェアマン=2日
サッカーJ2の大宮-福岡戦の中止を受け、オンラインでの記者会見で質問に答えるJリーグの村井満チェアマン=2日

 新型コロナウイルスの感染再拡大で、サッカーJリーグでも選手やスタッフらの感染が相次ぐ。Jリーグは2週に1度のPCR検査を行っているが、結果判定が遅れ、2日のJ2大宮-福岡が試合開始直前に急遽(きゅうきょ)中止になるなど混乱が続く。選手やサポーターが安心してサッカーを楽しめる環境作りを目指し、Jリーグは迅速に結果を得られる「スマートアンプ法」など新検査の導入検討を始めた。(五十嵐一)

■後手に回ったPCR検査

 2日午後5時、Jリーグから試合中止の決定を聞いた大宮の森正志社長は顔色を失った。7月31日に行ったPCR検査の結果、対戦相手福岡の選手1人の陽性の可能性が高いと判断されたことが理由だった。

 試合開始まで2時間。既に試合会場に集まり始めたサポーターへの説明に追われた。「こういう形で中止になりサポーターも残念だと思うが、われわれには安心安全なスタジアム運営の使命がある」。森社長は苦しい胸の内を明かした。

 “偶然”が生んだ結果だった。端緒はU-19(19歳以下)日本代表の合宿。1日の日本サッカー協会の検査でJ2町田FW晴山の陽性が判明すると、Jリーグは週明けの予定だった結果判定を繰り上げるよう、検査機関に要請。町田や選手が発熱症状を出していたJ1鳥栖を中心に解析を急ぐ中で福岡の事例が判明した。2日会見したJリーグの村井満チェアマンは「イレギュラーな態勢。たまたまだった」と明かした。

■金曜に検査、水曜に判断

 Jリーグは金曜日に全選手からPCR検査の検体を採取。翌週の月、火曜の判定結果を受けて水曜以降の試合について判断している。福岡の事例でもMF前の陽性確認は3日までずれこんだ。先月25日にJ1名古屋DF宮原の陽性がクラブ側のPCR検査で判明するなど、検査と検査の間の感染を見逃すとともに、陽性発覚後の濃厚接触者の特定まで行うと時間的余裕は少ないのが現状だ。

 7月26日の広島-名古屋に続き、2週連続で試合中止になるなど現在の態勢の脆弱(ぜいじゃく)性を再認識する形となったJリーグは、他の検査との併用の具体的な検討に入っている。

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