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正代、殊勲の照ノ富士撃破 初優勝の可能性も浮上

【大相撲7月場所】○正代(よりきり)照ノ富士?=両国国技館(撮影・土谷創造)
【大相撲7月場所】○正代(よりきり)照ノ富士?=両国国技館(撮影・土谷創造)

 大相撲7月場所14日目は1日、両国国技館で行われ、単独トップの平幕照ノ富士は関脇正代に寄り切られて12勝2敗となった。正代は11勝目。

 賜杯レースの風向きを正代が一変させた。優勝争いのトップ、照ノ富士を鮮やかな攻めで破った。「うれしい。気楽な気持ちでいった」。こつこつと白星を重ね、自身の初優勝の可能性をも作り出した。

 気迫が前面に出た。まわしを取りにきた照ノ富士に対し、正代は左を差して前に圧力をかけた。大きく陣地を奪うと、今度は引いて相手の体勢を崩し、最後は間髪入れず距離を詰めて寄り切った。土俵下に落ちた元大関には目もくれず、右拳を力強く振り下ろした。

 自身が所属する時津風部屋に、照ノ富士はよく出稽古に訪れていた。相手の動き、取り口は知り尽くしている。「前日の夜から意識していた」と、立ち合いで押し込むことに集中し、台本通りに勝ち切った。

 1月の初場所でも優勝争いを演じた。極度の緊張感に襲われ「寝つきが悪い」と話していた。14日目の徳勝龍戦での敗戦が響き、13勝を挙げながら優勝を逃した。千秋楽の悔しそうな表情は忘れられない。

 悲願の賜杯を抱ける可能性が出てきた。今後の大関昇進に向けても大事な千秋楽になる。「あと一番、楽しめればいいと思う」。無心で朝乃山に挑む。(浜田慎太郎)

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