ラグビー五輪代表候補の松井千士、五輪までは7人制専念「中途半端なことしたくない」
東京五輪のラグビー7人制男子日本代表候補の松井千士(ちひと=25)が9日、オンラインで報道陣の合同取材に応じ、「来年の7月までは7人制に特化して五輪で結果を残したい」と抱負を語った。
来年1月にはトップリーグが開幕予定だが、「中途半端なことはしたくない」と、メダル獲得を目指す東京五輪までは15人制と距離を置き、7人制に専念するという。また、五輪後は2023年の(15人制)ワールドカップを目指すことも明らかにした。
松井は6月にサントリーを退社し、キヤノンに移籍。キヤノンではプロ選手となった。「ラグビー人生を懸けて勝負したい」と考えたという。
東京五輪の1年延期については「準備する時間が増えた」とプラス面を強調する一方、桑水流裕策(コカ・コーラ)、橋野皓介(キヤノン)の両ベテランの離脱をマイナス面に挙げ「やっぱり寂しい」と口にした。